川手 章史

専攻医3年次

川手 章史

Akihumi Kawate

自分を見極め、さらにその先へ

私はもともと、医大ではない大学で有機化学の研究をしていたのですが、研究自体は面白いけれど組織もわからなければ病理もよくわからない。
これだとただ手を動かしているだけになるのではないだろうかと疑問を抱くようになり、もう一度人体について詳しく勉強しようと考え、医学部に編入しました。
学生時代には名古屋徳洲会で1か月ほど臨床実習をさせてもらう機会があったのですが、多くの手術を体験させてもらったり、いろいろな分野の先生方に声をかけていただいたり、非常に充実した時間を過ごすことができました。
この病院の初期研修では、救急外来で救急車のコールが入って患者さんが到着したときにファーストタッチをさせてもらえるので、まずはどうすればよいかを自分で考える必要があります。
最初に研修医が判断したことを上級医に伝えて指示を仰ぎ、より的確な診察や検査を行なっていく流れになりますが、痛みの状態は?部位は?出血があれば処置はどうする?CTやレントゲンは?と診察から各種検査のオーダーまで、その場でフィードバックをもらえるのでとても勉強になりました。こうした現場での実践的な経験は、とても大きな武器になっていると感じます。
「医師には3つの武器がある。第一に言葉、第二に薬草、第三にメスである。」 古代ギリシアの医聖ヒポクラテスはこんな言葉を残していますが、この最高の名言を実践できるような医師になりたいです。
患者さんから「先生の外来が楽しみだから、元気でまた来ます」と言われたら、最高かなと。元気だったら病院に来る必要ないですからね。
次いで薬草、今でいえば薬ですよね、そしてメス。この3つをうまく使いながら、患者さんそれぞれに合わせた治療ができる医師でありたいです。